今やっている曲2014/01/29

今(2014年1月)は、バッハの「前奏曲、フーガとアレグロ」BWV998,「前奏曲」999,「フーガ」BWV1000を主に練習しています。どの曲も以前手がけたことがある曲ですが、とくにBWV998とBWV1000はいつまで弾いても、かたちになりません。楽譜も自分用に清書しながら練習しています。練習が楽しいです。

楽譜について2011/10/20

 最近はタブ譜という、押さえる場所を数字などで記した楽譜がクラシックギターの楽譜でも見かけることがあります。タブ譜、タブラチュアというものは古くは16世紀頃から使われていて大変便利な記譜法ではあります。  ただ、タブ譜が読めても通常の五線譜が読めなくては深く音楽を知ることができないと思っています。  楽譜は音楽を記録するもので、それだけでは芸術とは言えないと思います。音楽という芸術にするには楽器や声によって楽譜から音にしなければなりませんが、そのためには、楽譜からいかに読み取るかということが重要と考えます。書いてあることをそのまま弾けば音楽になるわけでもなく、逆に書いてないことは弾かなくてもいいことではなく、書いてあることはもちろんのこと、書いてないことの奥にあるものをいかに汲み取るかが大切と思っています。  よく、CDなどのいろんな演奏を聴いてイメージを作る・・・ということを聞きますが、それも大切なことと思いますが、順序としては、まずその前に、楽譜をしっかりと読んで音楽を作る、そしてその次に参考資料としていろんな演奏を聴いてみる、というのが私には望ましく感じます。

演奏者にとって「理論」は2011/10/19

西洋音楽を演奏するにはある程度の「理論」の知識が必須と思います。ただ、机上で分かったつもりになっていてもそれはあまり意味のないことと思います。演奏するものにとって、それを自らの演奏を通じて体感できることがなにより大事だと感じています。自身で感じないもの、それは他人にはなかなか伝えることはむつかしいのではないでしょうか。体感できてから、次に、それを聴き手に伝える努力をしたいと思っています。そういった過程を経ることは、プロ、アマ、それに楽器の種類には関係なく演奏する人には必要ではないかと思っています。